ふくしまの海-生き物たちの物語-

福島県いわき市の「アクアマリンふくしま」は、生き物だけでなく、生き物たちの生息環境を再現することに取り組む「環境水族館」のコンセプトを持つ水族館だ。
福島県沖の大陸棚から続く深海をテーマにした展示コーナー「ふくしまの海~大陸棚への道~」では、サンマやミズダコなど、食を通じて人とのつながりが深い生き物を中心に、その生息環境にいる様々な生き物を展示している。

マスクの装いを楽しむ、新しい日常

新型コロナウイルスの影響でマスクの品薄状態が続き、多くの人がマスクを手作りしました。その一つ一つに家族や知人を気遣う気持ち、今の状況を少しでも明るく過ごしたいという願いが込められています。また、顔の半分を覆うマスクはファッション性も重視され始めています。
これまでになかったマスクの楽しみ方は、我慢のときでも前向きに日々の営みを続けようとする、人々の創意工夫です。

人の手を借りず、独立して物語る人形たち

人形作家の一実(いつみ)さんが作り出す人形は目が合うと見つめ返されているようでドキッとする。それは人形たちが持ち主や操者を必要とせず、独立してそれぞれの内面に物語を宿しているからだ。【宮城県仙台市(取材:2016.05)】

「Carving Wood spirits」ブルーカラーのアーティスト

樹木を伐採するチェンソーで彫刻を行うチェンソーアート。その表現には森で働く労働者たちのライフスタイルが色濃く反映されている。チェンソーアーティストの佐藤優則さんも、自然を愛し、仕事をエンジョイするそのライフスタイルを作品作りを通して表現している。【宮城県大河原町(取材:2016.07)】

百円ライターで簡単に火が付く時代、変化したかまどの神様

電気のなかった時代、火は暗闇の中で活動するため、煮炊きをするため、暖をとるために必要不可欠でした。火の周りには家族が集まり、火は家の象徴でもありました。
家を象徴する火を扱う場所として、かまどを信仰の対象とする例は、古くから全国的に見られるそうですが、宮城県から岩手県南部にかけての地域では、特に土間のかまど近くの柱や壁に土あるいは木の面を祀る風習がありました。この面は一般に「カマガミサマ」と呼ばれています。【宮城県松島町(取材:2015.06)】

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